なるべく色々塗りたくない私のメイク術 2024年改訂版

2023年春、何をどうしても肌荒れが治らず、スキンケア一式を見直すことになりました。
どんなに化粧水をしっかり入れ込んでも肌がごわごわする。クリームを塗ってもよくならない。これは今使っているアイテムではどうにもならないのではないかと思い、「どこのスキンケア用品を使うか」を考え直すことにしました。
見直しにあたって選んだブランドは、オルビスエトヴォス
前回の記事からは、全体的にアイテムの値段が一段あがった感じです。
化粧品を変えたことで肌荒れも落ち着いたので、当分このまま使おうと思います。
2023年までの私のスキンケアとメイクはこちら。

 1、メイクを落とす
私はお風呂に入ったときにクレンジングするので、まずはお湯で顔を洗い、汚れを落とします。なるべくこすらないように顔をすすいだら、濡らしたタオルでそーっとぬぐいます。
洗顔が泡洗顔なのは変わりませんが、オルビスユーのフォーミングウォッシュを使い始めました。
この洗顔料はとにかく泡だちがよく、モチモチふわふわがあふれるほどに作れます。こすらないようにもふもふして洗います。

2、落としたら保湿する
洗顔が済んだ顔はすごく無防備だと思います。私の場合、放っておくとガビガビになる。洗ったらすぐ保湿をしなくてはと思うんですが、何しろお風呂で落としているので化粧水とかを持ち込みづらい。
ということでオイルを持って入ることにしています。無印のホホバオイルを使っています。10~15摘使って顔に塗り、保湿しています。
私はお風呂に入った後、お湯(湯たんぽと薬を飲む用)の準備、寝間着に着替える、お布団を整える、などやることが色々あって、化粧水に辿り着くまでに時間がかかります。オイルはそれまでのつなぎに使う感じ。これは草場妙子さんの本『TODAY’S MAKE-UP』に書いてあったのを参考にしています。
草場さんのこの本は、他にもたくさん素敵なことが書いてあっておすすめです。

3、夜のスキンケアをする
色々な準備を済ませたら、寝る前にまず化粧水をつけます。使っているのはオルビスユーのエッセンスローション
手に取ったときにはとろりとしているのですが、顔につけるとぱしゃっと軽い質感に変わってとても使いやすいです。
顔にはオイルが塗られているのですが、その上から気にせず化粧水をつけます。化粧水や乳液にオイルを入れると保湿になると言われてるので、これもその一種かなということで。
全顔につけたら、顔のパーツに分けて10秒ずつハンドプレスします。オルビスに変えてからごわつきがなくなったので、ハンドプレスは一回で大丈夫のようです。
化粧水の次はクリームを塗ります。前は乳液をつけていたのですが、オルビスに乳液がなく、化粧水の次にクリームが設定されているのでそれにならっています。
クリームは松山油脂のもの。保湿に優れた、でもいい感じに普通のクリームなので、つけるとちょっとべたべたします。
気にせず全顔につけて、軽くハンドプレス。べたべたが気になるとか、夏の暑いときなどはもうひとつ別のクリームを用意していて、それがオルビスのジェルモイスチャライザーです。
クリームと乳液の中間くらいのテクスチャで、べたつきも少ない感じ。つけて朝になると顔から若干浮いています。それをするするっと洗い流す感じです。
最後はバームをつけます。これはイハダのもので、「クリアバーム」のほう。「保護バーム」よりべたべたしないのでこっちを使っています。
人差し指の爪くらいとって、肌になじませます。軽いとはいえ両方べたつきがあるのでクリームと混ざるんですが、混ざってもよしという感じで、ここでもこすらずハンドプレスします。
いちばん手をかけたいとき、冬の真ん中とか肌が荒れているときは、クリームをエトヴォスのアルティモイストクリームに変更します。化粧水→エトヴォスのクリーム→バームで終わります。

*特別版
何が原因か分からないのですが、周期的に顔がごわごわすることがあります。見た感じは湿疹などなく普通なんだけど、触るとごわごわして水を吸わない感じ。これが発生した時は潔くフルコートF(ステロイド)を塗ります。
自力で治そうとして色々つけたりしてると、余計に長引いて全然治らないので……。クリームやバームを省き、化粧水を薄くつけた上にこれを塗っておしまい。大体落ち着きます。

寝る前のスキンケアはこれで完了。電気を消して、おやすみなさい。

4、朝の洗顔をする
翌朝起きたら洗顔をします。私は乾燥型の敏感肌で、朝から洗顔料で洗うと肌がパリパリになってしまうため、朝はすすぐだけにしています。
湯たんぽのお湯がいい感じに冷めているので、それを使ってこすらずに押し洗いします。水だと汚れが全然落ちないし、熱いお湯だと肌が痛んでしまう+必要な油分までもっていかれるので、ぬるめのお湯が安全です。
朝の洗顔の後はすぐにスキンケアできるので、オイルはなし。化粧水をつけます。

5、朝のスキンケアをする
朝も昨夜とほとんど同じものを使ってスキンケアします。まずオルビスの化粧水を全顔につけ、ハンドプレス。次に塗るクリームも松山油脂の同じもの。ただしこの後日焼け止めを塗るので、クリームの量は少なめにしておきます。また、べたつくのでティッシュオフをしておきます。
日焼け止め、前はニベアのものを使っていたのですが、X(twitter)でおすすめされていたのを見て、FオーガニックのUVプロテクトベースを使っています。
このプロテクトベースは香りがついていて、一瞬で消えるのですが、敏感な方は注意です。色のついた、下地にもなるUVなので、肌の色ムラや傷っぽいものもいい感じに隠してくれます。あんまりテカらないのも嬉しい。

6、メイク
・ファンデーション
日焼け止めに色がついているので、ファンデーションは塗らなくていいかなという感じです。肌の色ムラや小さい傷が気になるときは、日焼け止めのほうをもう一回目立つところに塗り重ねるとかして、ファンデは使わない。
一応用意してあるのは今までと同じ、エトヴォスのモイストバリアBBと、同じくエトヴォスのブラシでつけるミネラルファンデです。

・アイシャドウ
アイシャドウはヴィセアヴァンのシングルアイカラーを偏愛しています。ヴィセアヴァンは色がいいというか、何色とも言い難いニュアンスカラーが揃っているので大好きです。
公式サイトのサンプルを見ると、ポイントカラーの赤とか青とかの間に、ベージュっぽい色やピンクっぽい色、茶色っぽい色が結構あると思います。あれがすごく好き。微妙に紫や茶色が入っていて、目元にうまく影を増やしてくれます。
私の場合、紫が入っているとうまく顔になじみます。アイシャドウには粉のタイプとクリームタイプがあり、どちらも愛用しています。
目蓋の端からアイホールにかけて上向きにぼかすか、目頭と目尻を濃くする縦割りグラデに塗ります。

・アイライン
リキッドだとなぜか「ペンで書いた」感が出てしまうので、ペンシルタイプを使っています。
いちばん使いやすい茶色だと、WHOMEEのブラウンパールか、ちふれのダークブラウンを使っています。
WHOMEEのほうが茶色が明るく、パールも入っているので目元が明るくなります。ちふれのは落ち着いたノンパールの茶色なので、暗めのアイシャドウにもよく合います。
ちょっと色味が違うのはオペラのアイカラーペンシルで、限定色のフォグブラウンを使っています。この色はブラウンとカーキと何かの紫の間……、みたいな何とも言い難い色なんですが、目蓋に引くとおしゃれに見えるような気がします。
同じオペラでトープグレージュも持っています。今売っているグレージュとは少し違う色なのかな。少し紫が強く、ブラウンとブルーの間のようなあいまいな色です。どのアイライナーを使うかはアイシャドウとの兼ねあいで、紫っぽいときは紫の入ったものを、茶色っぽいときは茶色のものを使っています。
下目蓋の縁にも、粘膜を傷つけない程度に色を入れます。前はラブ・ライナーの限定色だったレッドを使っていたのですが、赤のアイライナーの流行が廃れてしまったので、上目蓋に使ったのと同じ色を使っています。
ラブ・ライナーはリキッドのモカグレージュが素晴らしくいい色なので、これのクリームペンシルをぜひ出してほしいです。これは何度でも言います。

・マスカラ
相変わらず塗っていません。ビューラーを使っても全然睫毛が上がらないので、つけると下目蓋が汚れてしまうんですよね……。とりあえずアイシャドウで目元は何とかなっていると思いたいので、気が向けば目元が乾燥する&涼しい秋冬あたりに試してみようかと思っています。

以上が2024年現在の私のスキンケア&メイクです。一度調子がおちてしまった肌を立て直すためにやったことでもあります。
使う化粧品を変えてからしばらく経ちますが、今のところ肌の調子は大丈夫そうです。少しお金はかかるようになりましたが、変えてよかったと思っています。
何か参考になることがあれば嬉しいです。